年末の思い出

去年か一昨年のお正月にこれをやっちゃいました。

冷蔵庫に残っていた食材を全部きれいに使い切ったところだったのに、スーパーに着いたら、すっかりそのことが抜けてしまって、安い野菜やいつも常備している卵やヨーグルトを買っていました。帰省することを忘れていたわけではなくて、あんまり考えないでいつもの買い物の感覚ですーっと買ってしまいました…。

帰り道を歩いている途中で気づいたものの、返品するわけにもいかないので、ちょっとがっかりした気分で帰りました。パスタの具材は十分に既に揃っていたので、新たに買ってしまった食材を消費するために、その年は早めに帰省を切り上げて、お正月休みを過ごした記憶があります…。

それはそれとして、残り物の寄せ集めで適当に作ったパスタが自分で作るパスタの中で一番好きです。妙に美味しい、2度と同じ味は再現できないのですけど。

外置き型クローゼット

物干し台から乾いた洗濯物を取り込む。以前はこれがなかなかすんなりと出来ませんでした。
洗濯関連は他にも洗濯機を動かしたり、干したり、畳んで引き出しへ仕舞ったりとか苦手なことが多かったですが、これが一番先送りにしがちでした。

取り込もうと思っているうちに一晩経ってしまい、また一晩と繰り返しているうちに必要なものだけを着る時に取り外して、他はそのままにする…というほぼ青空クローゼット化してしまっていることもありました。
そんなに放置していたら、衛生的にも良くないし劣化も早くなるので、良くないことは頭ではわかっているのに先延ばしにばかりしてしまっていました…。

さいわい今は洗濯も取り込みもほぼ普通に行えるようになりました。当たり前だけど、乾いてすぐに取り込んだ衣服の方が気持ちが良いです。
（が、畳む事と仕舞い方はかなり雑にしていることが多くて、洗濯問題の全面解決には時間がかかりそうです…）

1年前に縮んだセーターが元に戻って嬉しかった話

1年前の冬、ウール100%のセーターを買いました。いろいろな服にも合わせられやすそうなデザインな上に、試着した時から着心地がよく「この冬たくさん着る機会がありそうだな」と結構気に入って購入したものでした。
ところが買ってから1度くらいしかまだ袖を通していなかった時に、なぜか自宅の洗濯機で洗ってしまいました。これが大失敗。（なんでそんなにすぐに洗うことになったのか理由は覚えていません…）

その年いちばんのお気に入りの服になったはずのセーターは、その1回の洗濯によってぱっつんぱっつんに縮んで子供服サイズのようになってしまったのです。
あまりの変わりように呆然とするしかありませんでした。
一応、おしゃれ着用洗剤は使っていたのですが、手洗いにせずに洗濯機を使ったのがよくなかったのだと思います。
それで元通りにする方法はないかとネットを調べたところ、髪用のリンスで洗えば元に戻るらしいことが分かりました。

早速やってみようと準備をしようとしたら、残念なことに当時使っていたリンスには、肝心の縮んだ繊維を元に戻してくれる成分が入っていないことが発覚。
それで結局、その時はとりあえずリンスで洗うのは見送ることにしました。
が、見送った結果、ずるずると時間が経ってしまい…冬が終わり、季節も変わればセーターのことなどすっかり忘れて、季節が一周してしまったのでした。

寒くなって衣替えの整理をしていると、あのセーターを発見しました。
そして去年はできなかったあの方法を試してみることにしたのです。
さすがに1年も経っているのに有効なのかな…とも不安もよぎりましたが、このまま先延ばしにして最終的に捨てることになるなら、と踏み切りました。
今回は肝心のリンスについては、前に買い替えた時に例の成分が入ったものを買っていたので問題ありません。

手順は、リンスをしっかり溶かしたお湯に漬け、脱水した後、陰干し。
陰干しする際には、伸びるように手で伸ばして、乾かしている最中も何度か伸ばすようにしました。

そして結果はめでたく、イラストのように見事に元の大きさに戻すことができたのです！
ただ袖については長さは戻ったものの、太さが戻ってなくてきつかったのですが、これも着ているうちに少しずつ伸びてきて気にならなくなりました。（段ボールなどで型紙を作って、服を着せて乾かすという方法もあるようなので、それだったら袖もうまく伸びるのかもしれません）

そういうわけで、一年越しでお気に入りのセーターが復活し、思う存分着まわせている今年の冬は去年よりも心持ちも暖かでほかほかとしております。

包んだり畳んだりがむずかしい

物を包んだり畳んだりする細やかな作業は嫌いではないです。
なので必要な時は、進んで自らやるのですが、仕上がったものを人から「雑じゃない？」と指摘されてしまうことがあります。
自分では気を付けて丁寧に包んだつもりの時でも、そんな風に言われてしまうことがあって、かなりショックを受けました。「雑だ」と言われたことへのショックもありますが、それよりも何より「どこが雑なのかが見てもわからない自分」への衝撃の方が大きかったです。

話が変わりますが、ADHDの薬を処方された初めの頃、ずっと片づけられなかった職場のデスクを、ある日すっきりと片付けられた時がありました。
薬を飲む前から、自分のデスクが片付いてなくてぐちゃぐちゃで汚いな、ということは分かっていたのですが、どこから片付けたら整理できるのかが全く分からなかったのです。時々、ちょこちょこと物を整理したり、捨てたりをするものの、全体的にきれいに見えるようになるまでに片づけることはできませんでした。
それが薬が効いてきたら、どこがどう整理されていないのかがパッと見えてきたのです。そんなことは今までなかったことなので、とても感動したあまり、勢いで一気に片づけられてしまいました。
何が変わったのかというと、今まで目には見えていても頭では認識しきれていなかった部分が分かるようになったのです。
（視力のよくない人が眼鏡をかけたら、はっきり見える感覚に似ています。）
ADHDには色々な症状がありますが、その中でよく言われる片付けが苦手ということの原因のひとつは「目に映っているものでも、脳はすべてを認識できない」からなのでしょう。

私がきれいに梱包したつもりでいても、他の人から見るとそうではないという事も、見ることの認識力が弱いためだと思うのです。
治療を始める前に比べれば、そういうことも上手くできるようになっているとは思うのですけど、認識せずに生きてきた時間が長いため、自分が「良し」とするラインが他の人と比べると大分甘いのでしょうね。まだまだ道のりは長いな…。

果物も美味しいよね

年を重ねるほど、果物が好きになっている気がします。
「砂糖の甘さがくどいなあ」と感じることが時々あって、そういう時に果物の甘さはちょうど良いのです。
だから最近は結構冷蔵庫に何かしらの果物を買い置きしていることが増えました。
今の季節だと、柿とかリンゴ、イチゴ、ミカンとか。
だけど、皮を剥くのが面倒な果物はついつい剥くのを面倒に思って食べるのを先送りにしているうちに、いつのまにか傷んでしまったりすることが時々あります…（案外、それを食べてみたら熟しきってて予想外に美味しくなってることもありますが）。
その一方、イチゴやミカンはすぐに食べられるところが素敵。
しかもミカンは安い値段で沢山買えるところも素晴らしいです。
最近は喉が渇いたら、お茶を淹れる代わりにミカンを食べてる時もあります。

一年通して考えても、市販のよく手に入る果物だとイチゴとミカンが一番食べやすいと思うけど、他に何かあったかな。

通勤電車あるある

ズボンのファスナーって閉めたはずなのに、ふと気づくと開いてないですか？

私はしょっちゅうあります。

ファスナーは壊れてないので、閉め忘れてるんでしょうね。おかしいなあ。
人と会っていた後や電車から降りた後とかに気づいては、赤面するものの後悔先に立たずなので、そういう時はさっさっと忘れて寝ます（それもよくない）。
こんな風に後から気づいた時はどうしようもないのですが、満員電車で座席を前にして立っている最中に、ふと気づいてしまった場合はどうかというと、これはこれで閉めづらい…。
女なので痴漢と勘違いされることはないと思いますけど、身動きしづらい中でこっそりファスナーを閉めるのはなかなか至難の業なのです…。
ロングカーディガンなんかを羽織ってる場合は、さりげなくファサッとカーディガンで覆い隠して遂行してみたりしますが、隠すものが何もない時もあります。
その場合は、あきらめて下の方を気にすることは即座に止めて、「チャックが開いていることなど全く気付いてない人」を演じることにしています。
降車駅まで何食わぬ顔で窓の外を眺めているふりをして過ごすのです。
どうせ誰も人の社会の窓が開いてるかなんて見てないし、気にしてるのは自分だけなのですよ（と、信じたい！）

買い替え時がわからない

めちゃくちゃ寒がりの冷え性です。
そのため、冬場はユニクロのヒートテックのアンダー上下を毎日着て生活しています。もはや皮膚の一部といってもいいくらい着込みまくっています。
悪天候が続いたりして洗濯が間に合わなかったりすると、これなしで一日乗り切れるか不安になるくらいヒートテックの暖かさに頼り切っているのです。
始めて買ったのは何年前か覚えてないのですけど、なかなか丈夫で変わらず暖かいので、捨てることなくずっと同じものを使ってる気がします。
買い足したりは時々してるんですけど、捨てた記憶はない。
長いこと使ってて生地が多少てろんてろんに伸びたりはしてるけど、いつも重ね着して人目につくこともないから使い続けています。
とはいえ、毎日着てあまりに使い込みすぎてるので「どこかで買い替えた方がいいんだろうなあ」ということが、毎年衣替えのたびに頭によぎるものの、その時は「まあ、とりあえずいいか」と思ってはまた一冬が過ぎてゆくのです。
来年こそは新調しようかな…。