おまえってADHDじゃない?

おまえってADHDじゃない?

発達障害【大人のADHD,注意欠陥多動性障害】持ちのほやすんたです。 診断前のエピソードや現在の日々のことなどを4コマ漫画やイラストで書いてるブログです。 Twitterアカウント→@hoyasunta

現実が見えてしまった‼

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ADHDの診断を受けて以降、専用の薬を飲む治療を続けてます。
薬の効き方って個人差はあるとは思うんですが、私の場合は良い方向に効いている気がしてます。

効果を感じてる部分はいろいろあって、その中でも一番変化を感じたのは今までぼんやりとしか見てなかったものが、はっきりと見えるようになったことでした。
それまで、はっきり見えなかったのは視力が弱いからということではもちろんなく、視界にばっちり入ってても脳が認識できていなかったからみたいです。

常時そんな調子なので部屋が散らかってても、見えてないので不快に感じることがあまりなく、それが片付けられない理由のひとつなのかもと思います。
それが、薬を飲むようになってからは、出しっぱなしにしていた物に気がつくようになり、以前に比べるとだいぶ片づけられるようになりました。

そして、ほかにも気付いてしまったことがあります。
見えてなかったのは散らかった場所だけではなく「自分の顔」もだったと…!

私は若い頃から、日常的に化粧をするという習慣がありませんでした。
20代の頃から時折「童顔」とか「肌がきれい」と言われることがあったので、自分は若く見えるので化粧をしなくても大丈夫という過信がありました。それに加えて化粧道具が複雑すぎてどこから手を付けていいか分かってなくて「化粧しなくても困ってないからいいや」とそのまま放置し、年をとってしまったのです。
まともに化粧したのは就職面接の時と冠婚葬祭くらいで、仕事だろうとデートだろうと、一年ほど前までは、ずっとほぼ365日すっぴんでした。

ある日のことでした。
部屋の片づけが以前よりもスムーズにできるようになってきた頃、汚れてきた姿見を拭きながら、そこに映る自分の顔を見て愕然としました。
目の下はクマがばっちり刻まれてるし、肌もくすんでいてシミもいっぱいあって顔色悪いし、顔もたるんできてて、ほうれい線が…。

「若くない!若さがないよ!おばちゃんじゃん!そりゃそうだ‼ 3×才はおばちゃんだ!やばい!もうこのまま放置したら犯罪だわ!」

と思った私は、今更ながら慌てて化粧品一式揃え、ネットで化粧の仕方を付け焼刃に覚えたのでした。これにより以降、最低限の化粧を毎日するようになりました。

この話は、急に老けてそれに気づいたというということではもちろんなく、自分の顔がそれまでちゃんと見えてなかったので、着々と進んでいた劣化に全く気付けてなかったのです…。

20代のうちならともかく、外で働いてるのに30いくつにもなって全然化粧しないっていないもんな…普通…。