なんか見た事ある気が…
つい最近にあった話です。
待ち合わせの約束があって、約束の時間より早めに到着したので、ちょっとお洒落な本屋さんに立ち寄った時の事でした。
本と一緒にいろいろな雑貨なんかも工夫されてディスプレイされてて、「あら素敵~」と思ってなんとなしに眺めていたら、どうも気になる本がある。
かわいらしい表紙が目を引いて、タイトルを見ているうちに、ぼんやりと記憶がよみがえってきました。二週間前に別の場所でこの本を買っている記憶が。
本を手に取って、めくってみて間違いありません。
確かに私はこの本をすでに所有している。
その時まで完全に頭の中から買ったことが抜け落ちてました。
この本は新聞社の記者の方が大学生や新社会人をターゲットに文章の書き方をレクチャーしている本で、たまたま通りがかりの本屋さんで平置きされていたのをパラパラとめくって読んだら、「これは分かりやすくて、良さそう!」という気持ちになって購入に至ったのでした。
文章を書くのが苦手で日頃の悩みの種の私としては、とてもわかりやすそうなこの本にはまさに求めていたことが詰まっていそうに思えました。
が、そんな風に若干わくわくしながら買ったはずの本なのに、買ったその日からすっかり忘れてバッグに入れたまま部屋の片隅に放置していたのです…。
記憶がよみがえった時に愕然としてしまいましたが、ここで気づいたおかげで思い出せてよかったと思い直して、帰ってから無事に本を救出することに成功しました。
そしてその本は現在どうなったかというと…手元の目につくところに移動したものの、まだ全然読んでいません…。