ほんのちょっと残す味わい
あともう少しやれば全部終わるのに、なぜかちょっとだけ残してしまう癖があります。
原因を考えた時に作業している途中で他にすることを思い出して、そっちの方に手を付け始めてしまうっていうケースもあるのですけど、この漫画みたいな時はなんとなくやり残してしまったということが多いです。
やり残した時はほぼ無意識にそうしていて、後から思い返してみても、なんとなくの理由が自分でもよくわからないのです。
ほんのちょっと残したものは、コップ1個だったり、紙屑ひとつだったり、締めかけの扉だったりなど、その程度なので手を付ければ一瞬で片付きます。だから、作業が面倒になって止めてしまったというわけでもなさそうです。ワビサビでも表現しようとしてるのかしら…そんなわけないな、とか色々考えてみたところ、「こういうことかなあ」と思いました。
というのは、そろそろ作業が終わりそうという頃になると、実際の作業よりも先に感情が終わった気になってしまって、作業を止めてしまうのではないのかと思うのです。目で見れば、終わっていないのは誰から見ても一目瞭然なはずなのですが、私の頭はその時はやり残している状態をうまく認識できていないような気がします。
こういうことが起こる時は、大概が単純作業やルーチンワークなどであまり考えたりせずに作業をしている時なので、頭の中がぼんやり気味になりやすいのかもしれないです。